ケンコームJapan

2016/09/29 配信 vol.15

ストレスは健康的な食事の効果を打ち消す

せっかく良い食事をしていてもストレスがあれば意味がない。 この研究では、58人の女性の各食事の前後で採血しており、各食事の前に、過去一週間のうつ症状、24時間以内のストレス要因の量を評価するアンケートを実施。 食事の違いは、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の割合のみで、カロリーや食品の種類など他は全て統一されていました。 低ストレスの女性の間では、飽和脂肪酸を多く含む食事の方が炎症のマーカーが高くなる傾向にありました。 しかし、高ストレスの女性では、飽和脂肪酸が少ない食事の後でも、炎症のマーカーが高くなることがわかったようです。
【参照元 The New York Times ※原文は英語です】

膵臓がん4割、治療前に「末期」…がん拠点病院

9月26日、国立がん研究センターは「がん診療連携拠点病院」の2014年の診療実績を公表しました。 その中でも膵臓がんの患者の4割が、治療前の時点で最も進行度の高い「4期」に達していることがわかり、話題を呼んでいます。
【参照元 読売新聞

日本の保健医療支出は先進国で最高水準の可能性

厚生労働省が発表した2015年度の医療費は41兆4627億円で、前年度に比べて3.8%増加しています。都道府県別の医療費も発表され、1人当たりの医療費を計算してみると大きな差があったことは前回のニュースでも取り上げました。 経済協力開発機構の新基準で順位を見ると、日本の問題点が浮き彫りになったようです。
【参照元 日経ビジネスオンライン

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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。