ケンコームJapan

2017/04/11 配信 vol.29

どのように米国のヘルスケアが大きなビジネスになったか

ヘルスケアはアメリカでは1兆ドルの産業であり、以前は医師として働いていた医学ジャーナリストのエリザベス・ローゼンタール博士は、既存のシステムは健康や科学に対する財政的インセンティブに集中することはあまりないと警告しています。 「我々は、営利目的のヘルスケアビジネスを信頼しているが、率直に言うと、利益を上げることは彼らの仕事であり、マザー・テレサのように行動することは期待できない」とローゼンタール博士は述べています。
【参照元 shots HEALTH NEWS FROM NPR ※原文は英語です】

隠れ下戸かも? 西宮の企業、遺伝子検査スタート

遺伝子検査が広くビジネスに利用される中、お酒に強い体質かどうかを知ってもらおうと、武庫川女子大学の関係者が設立したベンチャー企業「合同会社武庫川ライフサイエンス研究所」が、 アルコール代謝について遺伝子検査する事業をスタートしました。検査は大学や法人、医療機関など団体からの依頼に限り、1人当たりの費用は大学は500円、企業は1500円とのことです。
【参照元 神戸新聞NEXT

23andMeにパーキンソン病など10種類の遺伝子リスク情報の提供がやっと許可された

大規模な遺伝子検査のスタートとして注目を集め、賛否両論が飛び交った23andMe。 2013年11月にFDAから、個人のゲノムを検査をして、その結果としての健康情報を提供する行為の、一時的な停止を命じましたが、 2015年10月にFDAは同社に、稀な遺伝病の遺伝子を子に伝えるかもしれないものについては、結果を提供しても良いとした。 そして新たにFDAは23andMeに、パーキンソン病,遅発性アルツハイマー病,セリアック病,α1-アンチトリプシン欠損症,などを含む10の疾病に関する情報を消費者に提供しても良いとしたとのこと。
【参照元 TechCrunch Japan

その他のニュース

「不眠になりやすい体質」が判明?遺伝子と睡眠の意外な関係は
【参照元 ハフィントンポスト

AIの発達は脅威か ノーベル賞学者4人に聞く
【参照元 日本経済新聞 電子版

アルツハイマー病の新規治療薬開発へ 脳内の原因たんぱく質抑制物質判明
【参照元 J-CASTヘルスケア

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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。