ケンコームJapan

2017/05/16 配信 vol.35

新しい遺伝子検査が保険会社に脅威をもたらす

日本でも広がり続けている遺伝子検査(DNA検査)。日本ではDNA検査の結果による雇用や保険に関する差別について定める法律はまだありません。アメリカでは2008年に遺伝子情報差別禁止法(GINA)とよばれる法律が制定され、基本的に保険会社は遺伝子検査の結果を被保険者に対し聞いてはいけないことになっています。 しかし、生命保険や長期医療保険、身体障害保健などの保険には制限がされていないので今後問題が起きる可能性が懸念されています。実際、アメリカの77歳のアルツハイマー病の危険因子とみなされている「APOE4型」を持つ女性が、保険会社の3回の記憶テストをクリアし、長期の保険に加入し、その問題が浮き彫りになってきました。
【参照元 The New York Times ※原文は英語です】

DNA検査とmRNA検査の違い

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
弊社でサービスを行っている「がん関連遺伝子検査」と「長寿遺伝子検査」。この2つのmRNA発現解析検査(マーナ検査)は、最先端ヒトゲノムテクノロジーを応用し、 現在の遺伝子の働きを明らかにする検査です。特に「長寿遺伝子検査」は弊社独自のシステムで数値化を実現し、これまでに体感でしか効果がわからなかったものを数字で確認できるようになりました。
【医療機関への導入については お問い合わせからご連絡ください 】

中国からの医療ツーリズム、ニーズも多様化。予防医療やアンチエイジングに注目

読者の先生方の病院・クリニックでも受け入れられていることが多い海外からの医療ツーリズム。人間ドック、PET診断に加えて、女性を中心に予防医療としてアンチエイジング、栄養学、プチ整形などのニーズも高まっているとのこと。 また中国でも日本と同じく「腸内フローラ」が話題となっており、希望されている方が増えているようです。
【参照元 ハーバー・ビジネス・オンライン

医師の健康と医療の両立に取り組む−日医

企業においては健康経営が話題になる中、日本医師会でも「医師の働き方検討委員会(プロジェクト)」を会内委員会として設置することを発表しました。 「質の高い医療を提供する先生方も健康に就業できる環境にあることが欠かせない」 先生方が日頃、ご自身の健康で気をつけていることはありますか? 弊社でも医師が行う健康法として紹介させて戴ければ幸いです。support@kenkome-jp.comまでご連絡ください。
【参照元 Medical Tribune

ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで




マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。