2018/03/14 配信 vol.51
Tweet2014年の米国における新たな癌症例の40%は予防できた可能性がある
米国癌学会による最近発表された研究によると、2014年の米国における新たな癌症例の約40%が改善が可能なリスク要因と関連しており、予防できた可能性があるとのこと。Scripps Clinicの腫瘍専門医Ramdev Konijeti博士はGood Morning San Diegoに参加し、最新のがん予防戦略について話し合った。
【参照元 KUSINEWS ※原文は英語です】
「肥満のパラドックス」
専⾨家の中には、肥満の⼈々は通常の体重よりも⻑く⽣きるという考え⽅の「肥満のパラドックス」があると⽰唆しています。しかし、新しい研究によると、肥満は⼼臓⾎管疾患のリスク増加と2〜3年の寿命短縮と関連しているとのデータが示されました。
【参照元 The New York Times ※原文は英語です】
血中ビタミンD、がんリスク低下か
国立がんセンターで行われた研究によると、血中のビタミンD濃度が上昇すると、がんに罹患するリスクが低下することが分かったとのこと。今回の研究の結果は、ビタミンDのがん予防効果を支持するものですが、血中ビタミンD濃度が一定のレベルを超えるとそれ以上のがん予防効果は期待できない可能性があることも示唆されています。
【参照元 国立がん研究センター 】
健康寿命延伸の為の長寿遺伝子検査
人間の体内には、もともとサーチュイン遺伝子という「長寿遺伝子」が存在しています。
長寿遺伝子は、老化のスピードを抑制する作用を持っており、この長寿遺伝子が活性していると、近年の研究では、様々な疾病のリスクも下げることがわかってきました。
弊社がサービスする長寿遺伝子検査では、この長寿遺伝子の一つである「SIRT1」の発現量を数値化することで、今まで確認することのできなかった長寿遺伝子の活性度を見える化する検査です。
クリニックへの導入については下記からお問い合わせください。
【参照元 お問い合わせ 】
ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで
マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内
DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い
マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。
DNA遺伝子検査 | マーナ検査 | |
解析するもの | 両親から受け継いだ遺伝子の配列 | 現在の遺伝子のはたらき |
検査目的 | 体質判断 | 生活習慣に起因する現在の状態 |
わかるリスク | 先天的リスク | 後天的リスク |
結果 | 不変 | 改善により変化する |
マーナ検査の利点
■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない
DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能
継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。
■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる
DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。