ケンコームJapan

2018/03/23 配信 vol.54

がんの予防が可能なリスク要因

Cancer Research UKは、癌のすべての症例の3分の1以上が回避可能であることを発見しました(約135,000症例)。英国全体で、喫煙は予防できるがんの原因であり続けたが、2011年の19.4%から15.1%へと低下している。喫煙防止戦略が進んでいる一方で、増加する肥満の問題に取り組むためにはより多くの施策が必要であると述べられています。
【癌の予防可能な原因】●すべての予防可能因子が合併 37.7%
【内訳】●たばこの煙 15.1% ●過体重および肥満 6.3% ●紫外線照射 3.8% ●職業被ばく 3.8% ●感染症 3.6% ●アルコール 3.3% ●繊維が少なすぎる 3.3% ●放射線被ばく 1.9% ●加工肉 1.5% ●大気汚染 1% ●身体活動が少なすぎる 0.5%。
【参照元 BBC ※原文は英語です】

カロリー制限は、睡眠を変えることで 寿命を延ばす可能性

「正しいカロリー制限は寿命を延ばす」そのメカニズムが明らかになったかもしれません。カロリー制限は、長寿遺伝子の活性化も促すと言われています。 本研究では、摂食量が少ないことが睡眠中の体に大きな影響を及ぼすことが分かったとのこと。カロリー制限を行っていると夜間の代謝率が劇的に低下し、夜間の体温はわずかではあるが有意に低下した、血液サンプルを分析すると、これらの人々は、細胞酸化ストレスの20%の低下がみられたとも述べられています。
【参照元 NewScientist ※原文は英語です】

肥満は味覚を鈍らせるー研究で示唆

研究者らは、肥満になってから8週間以内に、マウスが味蕾の25%を失うことを見出した。この知見は、体重増加が食欲を変化させるだけでなく、味覚が根本的に変化する可能性があることを示唆している。この発見は、人々が普通の人よりも食べ物を好む為、我慢ができず肥満になるという前提に反しているとのこと。
【参照元 The Guardian ※原文は英語です】

健康寿命延伸の為のマーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない
DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、その「時々で変化する遺伝子のはたらき」を調べるものです。
■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能
継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。
■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる
DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。
検査導入に関しては下記のお問い合わせからご連絡戴ければ幸いです。
お問い合わせ


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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。