2016/07/18 配信 vol.2
なぜ家庭で行うことができる遺伝子検査は、再考が必要か
海外でも、日本と同様の議論がなされています。
文中では、DTC検査の検査結果が、医師や専門家に
有益な情報をもたらすことは稀で、提供者が検査結果を解釈する為に必要なトレーニングが充分でなく、有用なフィードバックがなされていないことが問題視されています。
【参照元 U.S.News ※原文は英語です】
あなたはどう考えますか“新薬高騰が医療を壊す?”
NHKでは7月13日、「あなたはどう考えますか~新薬高騰が医療を殺す?~」をテーマにしたクローズアップ現代+を放映されました。
番組では、「薬代に関係なく目の前の患者に最良の医療を提供する医師」・「高額療養費制度等、手厚い保険制度を受けることができる国民」・「薬を研究開発・販売する製薬企業」のそれぞれの立場の説明と、今後も高額な新薬の保険適用が続くと、医療財政が立ち行かなくなると國頭英夫医師(日本赤十字社医療センター)が警鐘を鳴らした理由も詳細に解説されました。
厚生労働省の試算では、日本の医療費は2020年に46.9兆円、2025年には54兆円に上ると試算されていますが、高額な新薬が登場することで、急上昇することも考えられます。
税金・保険料・患者の自己負担を上げる、という今までの対応に変わる、新たな施策をどのように作っていくか。
イギリスの事例も用いて検討がされています。
【参照元:NHK クローズアップ現代】
【参照元 NHK クローズアップ現代 】
高齢者医療費上げ議論「後期」窓口負担や高額療養費
厚生労働省は14日、医療費の増大を抑える為に、
高齢者の医療費負担を引き上げる議論を始めました。
クローズアップ現代でも話題となった「高額療養費制度」も、見直しの柱とされています。
間違いなく反発が起きることが予測されますが、見直しは年内にも結論が出される見込みです。
上限は政令改正で引き上げられ、来年度にも実施する予定とのことです。
※高額療養費制度:1カ月に自己負担する医療費の上限を定め、それを超えた分が給付されるというもの。
【参照元 日本経済新聞 】
ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで
マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内
DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い
マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。
DNA遺伝子検査 | マーナ検査 | |
解析するもの | 両親から受け継いだ遺伝子の配列 | 現在の遺伝子のはたらき |
検査目的 | 体質判断 | 生活習慣に起因する現在の状態 |
わかるリスク | 先天的リスク | 後天的リスク |
結果 | 不変 | 改善により変化する |
マーナ検査の利点
■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない
DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能
継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。
■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる
DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。