ケンコームJapan

2016/07/26 配信 vol.3

サーチュインファミリー SIRT6の機能は

まだまだ明らかにされていない機能が期待されている、 サーチュインファミリー遺伝子。 弊社では、ゲノムドクターズクラブを通して「SIRT1」の mRNA発現解析検査のサービスを提供しています。 今回、ニューヨークのコーネル大学により、「SIRT6」の機 能的貢献の一部が紹介されました。
【参照元 News-Medical.net ※原文は英語です】

遺伝子検査ビジネス、科学的根拠ない判定も…厚労省が根拠明確化要請へ

これまで何度となく議論が繰り返されてきた「遺伝子検査ビジネス」について、新たな 情報です。多くの企業の検査結果で、特定の疾患の罹りやすさを平均の集団に対す るオッズ比で判定しています。検査自体が普及しつつありますが、厚労省では多くの検 査が科学的根拠や分析の妥当性の水準を満たしていないとみており、科学的だと認 めることができる水準について、議論を開始するとのことです。
一生に一度で良いとされながらも、検査会社によって解析している遺伝子の違いから、結果が異なることもあり、 検査結果に対する適切なカウンセリングの確保についても取り組む方針です。
【参照元 ヨミドクター

DNA検査とmRNA検査の違いを明確化

弊社がゲノムドクターズクラブを運 営し、提供しているmRNA発現 解析検査(呼称:マーナ検査)は、 “治療だけでなく予防も積極的に 行う”先生方が所属する臨床ゲノ ム医療学会の指導の基、開発さ れた検査です。 遺伝子検査に分類されますが、DNA検査とは異なり、検査結果は生活習慣や環境によって変化する為、一生に 一度の検査ではなく、現時点で「健康を維持できているか?」「病気に近づいていないか?」を習慣的に検査すること が可能で、現在、100を超える医療機関にご参画戴き、サービスを行っております。

検査結果に応じたオーダーメイドの改善指導

受検された方には、検査結果に応じた生活習慣の改善指導を提供し、その改善方法自体が、自分にあっているか どうかも検査によって明らかにすることが可能です。 改善と検査(効果確認)を繰り返すことで、自分に一番フィットした生活習慣の構築を目的としています。

ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで




マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。