2016/08/10 配信 vol.7
がん患者の保険の状態が、予後に影響する
2つの新しい研究では、健康保険の状態が、がんと診断された後の、予後に影響が出ることが示されました。
健康保険の種類や、未加入などの状態により、がん治療への障壁や、
手術後の放射線治療を選択できないなどの問題が存在するようです。
膠芽腫のケースでは、無保険・メディケイドの患者と、民間の保険に入っている患者を比較した内容も掲載されています。
※メディケイド
民間の医療保険に加入できない低所得者・身体障害者に対して用意された公的医療制度
【参照元 EurekAlert! ※原文は英語です】
「オプジーボ」腎がんにも保険適用厚労省部会が了承
NHKクローズアップ現代+での放送から一躍有名となった
「オプジーボ(一般名ニボルマブ)」。
8月5日に腎臓のがんの治療に使うことが厚生労働省の部会で了承され、およそ1カ月で保険適用が認められるようです。
番組でも議題に上がっていましたが、極めて高額な新薬で、現在、皮膚がんの一種の悪性黒色腫と非小細胞肺がんが保険適用となっています。
【参照元 日本経済新聞 】
車の保険と医療保険を見直すときっといいことがある
万が一の為にと、必要と考えがちな保険。何となく不安だから、
安心の為に保険に入る。という選択で、保険に入っている方も
多いのではないでしょうか?
今一度見直す機会が必要かもしれません。
【参照元 毎日新聞 】
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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内
DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い
マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。
DNA遺伝子検査 | マーナ検査 | |
解析するもの | 両親から受け継いだ遺伝子の配列 | 現在の遺伝子のはたらき |
検査目的 | 体質判断 | 生活習慣に起因する現在の状態 |
わかるリスク | 先天的リスク | 後天的リスク |
結果 | 不変 | 改善により変化する |
マーナ検査の利点
■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない
DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能
継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。
■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる
DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。