ケンコームJapan

2016/10/04 配信 vol.16

海外では受動喫煙についてどう報道されているか

現在、国立がん研究センターとJTのコメントで注目を集めている「受動喫煙」。その影響は海外ではどのように伝えら れているでしょうか? 海外の「受動喫煙」のニュースをご紹介いたします。

喫煙・受動喫煙は難聴に関連

約4210万人の成人がタバコを吸うアメリカでは、16万人以上が、その習慣によって引き起こされる心臓や肺の疾患に苦しみます。マンチェスター大学の新しい研究では、喫煙や受動喫煙は難聴のリスクを高める可能性があることを明らかにしました。
【参照元 Medical News Today2014,3,31 ※原文は英語です】

歯周病のリスクが62%上昇するおそれ

研究では受動喫煙が歯周病や、歯の喪失につながる可能性を明らかにされ、喫煙者は不健康な歯茎である確率が62%もあるとのことです。
【参照元 daily mail2015,3,27 ※原文は英語です】

アンケートよりも確実な受動喫煙のバイオマーカー

マウントサイナイ医科大学の研究では、新しいバイオマーカーは、受動喫煙の既知および未知のリスクを特定し、非喫煙者における死亡率増加との強い関連性を確認したとのことです。
【参照元 SienceDaily2016,9,26 ※原文は英語です】

考えられていたよりも陰湿な受動喫煙の影響

非喫煙者は知らず知らずのうちに受動喫煙により肺がんや心臓病のリスクが高くなっていると、新しい研究は示唆しています。患者が質問票に記入するのではなく、受動喫煙を評価するための、より正確な方法が必要であると強調しています。
【参照元 Arizona Daily Star2016,9,29 ※原文は英語です】

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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。