2016/10/14 配信 vol.18
カルシウムサプリメントは心臓に損傷を与える可能性
新しい研究では、カルシウムのサプリメントを摂取すると、心臓に特化して言えば有益よりも有害である可能性が示唆されました。
アメリカ心臓協会誌に発表された研究では、定期的に市販のカルシウムサプリメントを摂取している人は、動脈硬化や心臓疾患の発症を促進する危険因子である冠動脈石灰化が約22%多かったとのことです。
【参照元 NATURE WORLD NEWS ※原文は英語です】
関西医科大、喫煙による呼吸器系への悪影響メカニズムを解明
JTと国立がん研究センターの「受動喫煙」のニュースが関心を集める中、新しい記事が注目を集めています。
マウス喫煙モデルを用いた検討では、喫煙が肺胞・気道上皮においてHIF-1aタンパク質の発現を誘導することと、VEGF、MMP、REDD1などのメッセンジャーRNA発現の促進をもたらすことが示されたとのことです。。
【参照元 BIGLOBEニュース 】
肥満と糖尿病は肝臓がんに関連
大規模な研究において、BMI値、胴囲、および糖尿病が、すべての肝臓がんの
リスク増加と関連していることが発見されました。
肝臓がんは最も一般的な6種類のがんのうちのひとつであり、その発生率は、
アメリカでは1970年半ば以降、3倍にもなっているようです。
【参照元 The New York Times 】
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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内
DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い
マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。
DNA遺伝子検査 | マーナ検査 | |
解析するもの | 両親から受け継いだ遺伝子の配列 | 現在の遺伝子のはたらき |
検査目的 | 体質判断 | 生活習慣に起因する現在の状態 |
わかるリスク | 先天的リスク | 後天的リスク |
結果 | 不変 | 改善により変化する |
マーナ検査の利点
■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない
DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能
継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。
■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる
DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。