ケンコームJapan

2016/12/02 配信 vol.21

若者の血液の輸血は無駄?マウスの血液交換実験で意外な結果が。

若いマウスと老齢マウスの血液を交換した所……、
・老齢マウス(若いマウスの血液を注入)では僅かに改善効果がみられたが、いまひとつ。
・若いマウス(老齢マウスの血液を注入)が老齢マウス並に老朽化したことの方がむしろ興味深い。
この調査結果は、老いた血液中の悪い物質は若い血中の良い物質よりも強力かつ優先的に作用することを意味し、 いつか、歳老いた人が若い人の輸血を受ける代わりに、老化を促進する物質を中和または除去するために医療施設に行くようになる事を示唆しているとのことです。
【参照元 VocativMIT Technology Review ※原文は英語です】

グーグル、糖尿病にともなう失明の兆候をディープラーニングで早期発見へ

失明に繋がる糖尿病の合併症を発見するためのAIをグーグルが開発中。この病気の十分な診断技術を持つ医師は世界的に不足しており、1万2000個の検証用画像を解析させた所、眼科医とほぼ同じ正確さで診断できたという。
【参照元 CNET Japan

AIが最適治療おすすめがん医療に生かす仕組み開発へ

国立がん研究センターなどはAIを用いたがん医療システムの開発プロジェクトを始めると発表。患者に最適な治療を選ぶ「プレシジョン医療」の提供などを目指すそうです。
【参照元 朝日新聞デジタル

高所得高齢者の負担増、医療費1000億円抑制政府原案

膨れ上がる社会保障費を抑制するため、高所得高齢者の負担を増やす方針。 「高額療養費制度」と「後期高齢者医療制度」の高齢者に対する軽減措置の見直し。
【参照元 日本経済新聞

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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。