ケンコームJapan

2017/09/01 配信 vol.43

放射線誘発腸傷害に対するレスベラトロールの防御効果

放射線の影響を受けやすい腸でのレスベラトロールによる保護効果を調べた実験。放射線被爆後、レスベラトロール投与群では対称群に比べてSOD2(活性酸素分解酵素)の発現と活性が改善し、p53発現を調整することによりアポトーシス細胞数を有意に低下させたとのこと。
【参照元 BMC Complement Altern Med ※原文は英語です】

大阪歯科大学 公開講座・特別講座「あなたの病気のリスクをマーナ(mRNA)検査で早期発見!」

大阪歯科大学では来る9月17日(日)、一般社団法人 臨床ゲノム医療学会(理事長・渥美和彦 東大名誉教授)の後援を受け、 『あなたの病気のリスクをマーナ(mRNA)検査で早期発見!』と題し、大阪歯科大学公開講座・特別講座が開催されます。
「遺伝子検査」の報道が爆発的に増加していますが、メディアも企業もその中でどのように区別がなされているかを明確に伝えていません。  臨床で実施される医師・歯科医師の先生方だけでなく、国民の皆様にも「いつ・どこで・どんな遺伝子検査」が必要とされるかを正しく伝えます。
【公開講座ご案内 大阪歯科大学HP

次世代医工学への挑戦【渥美和彦記念財団 第8回シンポジウム】

2017年09月27日(水)に東京大学において、臨床ゲノム医療学会の理事長でもある渥美和彦先生が代表を務める渥美和彦記念財団の第8回公開シンポジウムを開催されます。
今回のテーマは「次世代医工学への挑戦」で、次世代そして近未来の医療に対して医工学からどのようなアプローチができるのか?第一線でご活躍の先生方の講演が予定されています。
皆様お誘いあわせの上、是非ご参加くださいませ。
【参照元 渥美和彦記念財団HP

人生100歳時代の未来型予防医療【第7回臨床ゲノム医療学会】

2017年12月10日(日)に東京大学において、第7回臨床ゲノム医療学会“東京国際学術大会”が開催されます。
今回のテーマは「人生100歳時代の未来型予防医療」。最先端の遺伝子・ビックデータ・AI・予防医学・医工学が融合し、世界の新しい健康・長寿産業の創出へ向けた情報発信を目的としています。
嘘のない事実をわかりやすく正しく伝える学術大会に是非ご参加くださいませ。※プログラムは近日公開予定
【参照元 第7回臨床ゲノム医療学会HP


ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで




マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。