2017/10/23 配信 vol.47
Tweet新しいRNAスイッチは、自然より数千倍も優れた遺伝子活性化を実現する
ノースウェスタン大学のJulius Lucks教授によると、遺伝子発現を正確に調節することができれば、病気や病気の原因となる遺伝子を無効にし、健康や免疫系を強化する遺伝子を有効にすることができるとのこと。彼と彼のチームは、自然より数千倍も優れた遺伝子活性化を達成する強力で汎用性の高いツールを開発しました。
素晴らしいものと語られている「RNAスイッチ」とは一体。今後の研究に注目です。
【参照元 GearsOfBiz ※原文は英語です】
英国のスマートフォン会社Wileyfoxが無料のDNA検査キットを同梱
英国のスマートフォンメーカーWileyfox社はDNAテストキットを携帯電話に付属して販売するためにMuhdoという会社と提携するという、ユニークな一歩を踏み出しました。検査の結果だけでなく様々な健康管理をスマートフォンで行える時代。日本でも携帯電話とあらゆるモノがセットで販売される時代がやってくるかもしれません。
【参照元 Kitguru ※原文は英語です】
プログラムの更新!第7回臨床ゲノム医療学会“東京国際学術大会”
2017年12月10日(日)に東京大学において、第7回臨床ゲノム医療学会“東京国際学術大会”が開催されます。
今回の第7回臨床ゲノム医療学会へは、治療だけでなく予防も積極的に行う先駆的な多くの先生方、
その先生方をサポートし、新たな市場を共創する企業の皆様にご参加いただき、この大会がきっかけとなり、
新たな知見やネットワークが生まれることが期待されています。
プログラムが更新されました。是非ご確認ください。
【参照元 第7回臨床ゲノム医療学会HP 】
栄養・食品・味覚と新しい予防医学の視点~ウェルネスフードを科学する~
未来健康共生社会研究会 第9回公開シンポジウム
11月23日(木・祝)、に東京大学において、臨床ゲノム医療学会の理事長でもある渥美和彦先生が代表を務める渥美和彦記念財団の第9回公開シンポジウムを開催されます。
今回のテーマは「栄養・食品・味覚と新しい予防医学の視点~ウェルネスフードを科学する~」で、密度の濃い内容で、先駆的な先生方の講演が予定されています。
皆様お誘いあわせの上、是非ご参加くださいませ。
【シンポジウムご案内 PDF資料】
ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで
マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内
DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い
マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。
DNA遺伝子検査 | マーナ検査 | |
解析するもの | 両親から受け継いだ遺伝子の配列 | 現在の遺伝子のはたらき |
検査目的 | 体質判断 | 生活習慣に起因する現在の状態 |
わかるリスク | 先天的リスク | 後天的リスク |
結果 | 不変 | 改善により変化する |
マーナ検査の利点
■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない
DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能
継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。
■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる
DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。