2018/03/16 配信 vol.52
TweetDTC遺伝子検査市場の分析
世界のDTC遺伝子検査市場は、2018年から2026年までの期間中に19.4%の2桁のCAGRで急上昇すると予測されています。またゲノム検査と遺伝病のリスク、血統・祖先への意識の高まりが主要な要因になると考えられています。
また、アジア太平洋地域は、本期間中に最も急速に成長する地域市場であり、20%以上のCAGRで成長すると推定されています。
【参照元 Pharmaceuticals News ※原文は英語です】
電子たばこは有益よりも、有害かもしれないと研究は示唆している
昨今の医療ニュースでは、電子タバコの潜在的な有害性と有益性を評価する為に多くの研究が検討されています。今回はPLOS ONEで公開された新しい研究について報告します。これは、これらのデバイスの使用が有益であるよりも有害かもしれないことを示唆しているとのこと。
【参照元 Medical News Today ※原文は英語です】
より多く運動しているにも関わらず、肥満率は上昇している【アメリカ】
疾病管理予防センターの報告書では、今日では、アメリカ人の約54%が、週150分間の中程度のトレーニング、または週75分の激しい運動を行っているにも関わらず、
30歳以上のアメリカ人の31%が昨年、肥満とみなされました。これは1997年の19%から増加しているとのこと。
アトランタのエモリー大学病院のSharon Bergquist博士は、「肥満症を見ると、おそらく70〜80パーセントは口に入れたものによって引き起こされると考えられる」と述べています。
【参照元 WSB radio ※原文は英語です】
健康寿命延伸の為の長寿遺伝子検査
長寿遺伝子はもともと、生物が飢餓状態になると活性化すると考えられています。
この長寿遺伝子が活性化していると、古くなったミトコンドリアや過剰なタンパク質などの老廃物を排除する、オートファジーという自食作用が働き、細胞が若返り、活性化します。活性化した細胞は、からだを酸化させる活性酸素を除去する力も増して、老化を遅らせるようになると考えられています。
クリニックへの導入については下記からお問い合わせください。
【参照元 お問い合わせ 】
ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで
マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内
DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い
マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。
DNA遺伝子検査 | マーナ検査 | |
解析するもの | 両親から受け継いだ遺伝子の配列 | 現在の遺伝子のはたらき |
検査目的 | 体質判断 | 生活習慣に起因する現在の状態 |
わかるリスク | 先天的リスク | 後天的リスク |
結果 | 不変 | 改善により変化する |
マーナ検査の利点
■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない
DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能
継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。
■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる
DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。