ケンコームJapan

2018/03/28 配信 vol.55

睡眠不足は糖尿病のリスクを高める

アメリカでは人口の約10%が糖尿病になり生活しているとされています。約3000万人の大人と子供がその中に含まれます。さらに8400万人の成人が糖尿病前症候群を有しており、治療されなければ糖尿病に至る可能性があり、それには睡眠が重要な役割を果たすとのこと。
【参照元 CBS chicago ※原文は英語です】

カロリー制限が人間の老化の兆候を遅らせる

様々な動物の研究では、カロリー制限がその寿命を延ばすことができると報告されている。ルイジアナ州立大学の内分泌学者、Leanne Redman氏は、カロリー制限効果を調べるために、21歳から50歳までの53人の健康な男性と女性の 2年間でカロリー摂取量を15%減らした群と、通常の食生活の群に分けて比較したところ、 カロリー制限をした群では平均約9キロの体重の減少、そして代謝率が10%低下したことを発見。また参加者の血液を調べたところ、カロリー制限をした人の酸化ストレスマーカーの減少も発見したとのこと。
【参照元 TheScientist ※原文は英語です】

血管と筋肉の成長を促進する方法(長寿遺伝子関連)

私たちが年を重ねるにつれて、私たちの持久力は低下します。なぜなら、私たちの血管は筋肉組織に酸素と栄養素を供給する能力を失うからです。 MIT主導の研究チームは、新しい血管の成長を促進する化合物でマウスを治療することにより、この年齢に関連した持久力の消失を逆転させることができることを発見しました。 この研究では、サーチュインと呼ばれる長寿と関連するタンパク質を再活性化する化合物が、血管および筋肉の成長を促進し、高齢マウスの耐久性を最大80%向上させることが分かったとのこと。
【参照元 MITnews ※原文は英語です】

健康寿命延伸の為の長寿遺伝子検査

人間の体内には、もともとサーチュイン遺伝子という「長寿遺伝子」が存在しています。 長寿遺伝子は、老化のスピードを抑制する作用を持っており、この長寿遺伝子が活性していると、近年の研究では、様々な疾病のリスクも下げることがわかってきました。 弊社がサービスする長寿遺伝子検査では、この長寿遺伝子の一つである「SIRT1」の発現量を数値化することで、今まで確認することのできなかった長寿遺伝子の活性度を見える化する検査です。 クリニックへの導入については下記からお問い合わせください。
【参照元 お問い合わせ


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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。