ケンコームJapan

2018/04/04 配信 vol.57

少量のバイアグラが大腸がんを予防する可能性

勃起不全を治療するために使用されるバイアグラについて、他の方法でも使用できる可能性が示唆されました。 マウスでの様々な検査の結果、バイアグラの有効成分を少量使用するとポリープの形成を半減させ、大腸癌のリスクを軽減する可能性があるとのこと。 ダレン・ブラウニング博士は、「これらの薬剤の大腸がん予防への影響は本当にエキサイティング」と語っています。
【参照元 WSFA 12 News ※原文は英語です】

新しい米国の糖尿病罹患率データ

米国疾病対策センター(CDC)の新しいサーベイランスデータによると、米国ではおよそ2,300万人の成人が糖尿病で暮らしており、そのうち約6%が1型疾患を抱えているとのこと。 糖尿病の種類を区別しなかった以前の推定値とは異なり、新しい推定値は、病気の種類別に糖尿病を分類するのに役立つ追加の質問を含む2016年の国民健康インタビュー調査で収集されたデータに基づいています。
【参照元 Medscape Medical News ※原文は英語です】

バーチャルヘルスケアは、毎年米国の10億ドルを節約できる

バーチャルヘルスとは、ビデオ、モバイルアプリ、テキストベースのメッセージング、センサー、ソーシャルプラットフォームなどの技術を使用して、時間や場所に関係なく医療サービスを提供することを指します。 アクセンチュアの分析では、バーチャルヘルスのプライマリケアへの影響を調べるために、1年間の患者訪問、継続的な患者管理、セルフケアの3つの共通ケアシナリオで仮想ヘルス利用の経済的価値を検討したとのこと。 調査結果によるとこれらの3つのシナリオでバーチャルヘルスを使用すると、今後数年間、米国の保健システム全体で年間約100億ドルの経済価値が生まれる可能性があるとのことです。
【参照元 Harvard Business Review ※原文は英語です】

DNA検査とmRNA検査の違い

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。 弊社でサービスを行っている「がん関連遺伝子検査」と「長寿遺伝子検査」。この2つのmRNA発現解析検査(マーナ検査)は、最先端ヒトゲノムテクノロジーを応用し、 現在の遺伝子の働きを明らかにする検査です。 特に「長寿遺伝子検査」は弊社独自のシステムで数値化を実現し、これまでに体感でしか効果がわからなかったものを数字で確認できるようになりました。
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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。