ケンコームJapan

2018/06/13 配信 vol.73

成人の3分の1以上がうつ病の原因となり得る処方薬を使用している可能性

研究者は2005年から2014年の成人26,000人以上の薬物使用パターンを遡及的に分析。この研究は国民健康栄養調査の一環として収集されました。 その結果、ホルモン避妊薬、血圧や心臓の薬、プロトンポンプ阻害薬、制酸薬、鎮痛薬を含む200以上の一般的に使用される処方薬が、多くの副作用を抱えていることを発見しました。
【参照元 News-Medical.Net ※原文は英語です】

肝硬変に罹患しやすい15%の脂肪肝患者

非アルコール性脂肪肝疾患は、肝硬変および癌を引き起こす可能性があると、大学院医学教育研究研究所(PGIMER)の専門家が述べています。 肥満および糖尿病患者の非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に至り、そのうち15〜20%の人々が肝硬変の肝臓癌に罹患するリスクがあるとのことです。
【参照元 The Tribune ※原文は英語です】

乳がんや前立腺がんにつながる暗闇でのブルーライト

「la Caixa」財団の支援を受けているバルセロナ世界保健機関(ISGlobal)が率いる国際チームが実施した調査によると、夜間のブルーライトへの曝露と乳癌および前立腺癌の発症リスクの間の関連性が報告されています。 ブルーライトの曝露がより高いレベルの参加者は、曝露が低いレベルの集団と比較して、乳癌および前立腺癌を発症するリスクがそれぞれ1.5倍および2倍高いことが示されたとのことです。
【参照元 Science Nordic ※原文は英語です】

第22回日本統合医療学会開催のご案内

2018年10月7日(日)、8日(月)、札幌市立大学の桑園キャンパスにおいて、第22回日本統合医療学会が「大自然と響き合うインテグラティブ・ヘルス~慈しみと現代・伝統・自然医療のシナジー~」をテーマに開催されます。 多くの特別講演が予定されており、未来の統合医療や、AIとの関連、そして日本の統合医療政策など、注目の講演が目白押しです。 事前参加申込だけでなく、企業協賛も広く募集しております。詳しくはホームページをご確認ください。
【リンク 第22回日本統合医療学会


ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで




マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。