ケンコームJapan

2018/07/05 配信 vol.77

睡眠とがんリスクの関係

十分な睡眠をとることは、全体的な健康にとって重要であり、がんリスクと関連している可能性があります。 がんは制御不能になる前に、規制または修復されていなければならない細胞の過増殖であると考えられていますが、この細胞増殖を調節する体の仕事の多くは、睡眠中に起こります。 体が再起動して防衛を強化している時間が慢性的に短くなったり中断されたりすると、最終的にはがんリスクの深刻な影響をもたらす可能性があります。 長年にわたるいくつかの研究では、睡眠不足が、特に肺癌および結腸直腸癌の癌リスクと関連し得るという考えも示唆されています。
【参照元 US News ※原文は英語です】

口腔疾患の予期せぬ影響

グラナダ大学の科学者たちは、歯周炎に罹患している男性の50%が性生活上の問題に直面し得ることを証明したとのこと。 歯周炎を起こした症例の50%において、勃起不全を患う男性がいることを発見。この関係は、肝臓で産生されるCRPタンパク質の分子の作用によって説明され、これは炎症過程および体内での感染の発生に関連しているとのこと。 欧州の150人以上の男性を対象としたこの研究では、ED、歯周病、もしくはこれら2つの病気の患者では、タンパク質分子CRPの含量を有意に増加させることを発見しました。
【参照元 THE Siver Telegram ※原文は英語です】

炎症を悪化させる12の食品

1白いパン、2乳製品、3揚げ物、4オメガ6オイル、5砂糖、6甘いソーダ、7加工肉、8ドーナツ、9加工食品、10ベーコン、11缶詰スープ、12アルコール
【参照元 Reader's digest

第22回日本統合医療学会開催のご案内

2018年10月7日(日)、8日(月)、札幌市立大学の桑園キャンパスにおいて、第22回日本統合医療学会が「大自然と響き合うインテグラティブ・ヘルス~慈しみと現代・伝統・自然医療のシナジー~」をテーマに開催されます。 多くの特別講演が予定されており、未来の統合医療や、AIとの関連、そして日本の統合医療政策など、注目の講演が目白押しです。 事前参加申込だけでなく、企業協賛も広く募集しております。詳しくはホームページをご確認ください。
【リンク 第22回日本統合医療学会


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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。