2018/07/30 配信 vol.81
Tweet夕食を食べる時間が癌リスクに影響するかもしれない
バルセロナの世界保健研究所で行われた新たな研究によると、夕食を摂る時間は、特定の癌のリスクに影響を与える可能性があります。
研究者らは、夜9時前に夕食を食べるか、夕食と就寝の間を少なくとも2時間あけると、乳癌と前立腺癌のリスクを約20%低下させることが分かったとのこと。
研究者らはスペインの文化的な背景がある為、さらなる研究が必要であることを認めていますが、今後食事の質と同様に、時間も重要となる可能性があります。
【参照元 healthline ※原文は英語です】
血圧降下が認知症リスクと結びつくことがある
立ち上がった直後に、かすかなめまいが起きるなど、起立性低血圧として知られる状態は、血圧が急激に低下している可能性がある。
Neurology誌に掲載された新しい研究では、このような低下を経験したミドルエイジの人々が、後の人生で認知症や発作を発症するリスクが54%増加する可能性があることを示しています。
【参照元 psychcentral ※原文は英語です】
未来健康共生社会研究会第11回公開シンポジウムのご案内
9月2日(日)、に東京大学において、臨床ゲノム医療学会の理事長でもある渥美和彦先生が代表を務める渥美和彦記念財団の第11回公開シンポジウムを開催されます。
今回のテーマは「予防医学・医療のあり方」で、先生方だけでなく企業そして自治体の皆様にも有益な情報を多く含めた内容の講演を予定しているとのこと。
渥美和彦記念財団では、最先端の情報を取得する場を提供し、相互に情報共有して戴き、会の中から新しい産業を生み出すことを目的としたシンポジウムを定期的に開催されています。
資料をご確認戴き、ご不明な点は一般財団法人渥美和彦記念財団 未来健康共生社会研究会事務局までお問い合わせください。
【リンク 第11回公開シンポジウムのご案内】
ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで
マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内
DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い
マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。
DNA遺伝子検査 | マーナ検査 | |
解析するもの | 両親から受け継いだ遺伝子の配列 | 現在の遺伝子のはたらき |
検査目的 | 体質判断 | 生活習慣に起因する現在の状態 |
わかるリスク | 先天的リスク | 後天的リスク |
結果 | 不変 | 改善により変化する |
マーナ検査の利点
■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない
DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能
継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。
■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる
DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。