ケンコームJapan

2018/08/07 配信 vol.84

女性の心臓発作の生存率に、医師の性別差が影響を与える可能性

「"Patient-Physician Gender Concordance and Increased Mortality Among Female Heart Attack Patients,"」によると、1991年から2010年の間にフロリダの病院の救急部門に入院した50万人以上の心臓発作患者のうち、女性医師によって治療された女性患者は、男性医師の治療を受けた女性患者、男性医師によって治療された男性患者のいずれの患者よりも助かる可能性が高いとのこと。 さらに、男性医師が治療した女性患者の生存率は、救急部門の女性医師の割合が増加し、医師が以前に治療した女性患者の数が増加するにつれて改善することが分かったとのことです。
【参照元 Eurekalert! ※原文は英語です】

第8回臨床ゲノム医療学会"大阪学術大会"情報公開

今年度の12月9日(日)、に大阪歯科大学創立100周年記念館において、第8回臨床ゲノム医療学会"大阪学術大会"が開催されます。 今大会のテーマは「先制医療としてのゲノム予防医学・歯学への展開’2018~ゲノム歯科医は、マーナ(mRNA)検査で病気を入口・口腔で止める~」です。 多くの著名な先生方、そして最先端の研究に従事する先生方の講演が予定されております。マーナニュースでも順次その内容についてご紹介して参ります。
【リンク 第8回臨床ゲノム医療学会"大阪学術大会"紹介(大阪歯科大学ニュース)

【9月2日開催】未来健康共生社会研究会第11回公開シンポジウムのご案内

一般財団法人 渥美和彦記念財団(東京都文京区/代表:渥美和彦 東京大学名誉教授)では、これまでの渥美和彦記念財団で開催されてきた「新技術」「食」「住」というそれぞれ単体のテーマでしか行われていなかったシンポジウムを抜本的に見直し、専門家を集めて知識を深める内容ではなく、それぞれが「健康・予防」という大きなテーマの中で連携し、一つの技術を多方面(多職種)から見ることで、新しい利用方法や、そのビジネスモデルを創造できる企業および自治体の方々が参加しやすいシンポジウムを開催致します。
〇企業(ビジネスを拡大したい)〇自治体(生活習慣病を予防し、医療費を削減したい)〇研究機関(計画どまりの案件を商品化したい)の皆様の課題を共有しながら解決する新しいシンポジウムの形で、新規事業の実現をサポートします。
【詳細はこちら 未来健康共生社会研究会第11回公開シンポジウムご案内ページ


ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで




マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。