ケンコームJapan

2018/08/16 配信 vol.91

禁煙後の体重増加が糖尿病のリスクを一時的に上昇させる

禁煙したい喫煙者にとって体重増加は大きな懸念となる可能性があり、禁煙後の最初の6年間で2型糖尿病の発症確率が高まるという新しい研究があります。 しかし、これらの健康リスクと比べても、禁煙による健康上の利点の方が大きいと、New England Journal of Medicineは報告しています。 喫煙者と比較して糖尿病発症リスクが約15%上昇し、体重増加がリスクを増加させることが判明したとのこと。しかし体重増加を最小限に抑えれば、禁煙の利益を最大化することができると述べられています。
【参照元 REUTERS ※原文は英語です】

【超高齢・縮退社会を見据えた「医学を基礎とするまちづくり」のための空間計画技術/9月2日開催シンポジウム紹介】

一般財団法人 渥美和彦記念財団(東京都文京区/代表:渥美和彦 東京大学名誉教授)では、専門家を集めて知識を深める内容ではなく、それぞれが「健康・予防」という大きなテーマの中で連携し、一つの技術を多方面(多職種)から見ることで、新しい利用方法や、そのビジネスモデルを創造できる企業および自治体の方々が参加しやすいシンポジウムを開催致します。

○参加者向けアンケートを実施、ニーズをお聞かせください○
アンケートサンプル】※実施は8月20日からを予定
【詳細はこちら 未来健康共生社会研究会第11回公開シンポジウムご案内ページ

「先制医療としてのゲノム予防医学・歯学への展開’2018」【第8回臨床ゲノム医療学会】

今年度の12月9日(日)、に大阪歯科大学創立100周年記念館において、第8回臨床ゲノム医療学会"大阪学術大会"が開催されます。 今大会のテーマは「先制医療としてのゲノム予防医学・歯学への展開’2018~ゲノム歯科医は、マーナ(mRNA)検査で病気を入口・口腔で止める~」です。 大阪歯科大学理事長・学長である川添堯彬先生が大会長を務められ、特別基調講演には井村裕夫先生(京都大学名誉教授)をお迎えし、それぞれの分野の最前線の先生方の特別講演も多く予定されています。
【リンク 第8回臨床ゲノム医療学会"大阪学術大会"紹介(大阪歯科大学ニュース)


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マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。